白色ワセリンの比較
病院でも処方されることのある【白色ワセリン】
ドラッグストアやベビー用品店やらいろんなところで売ってます。
それについて考察してみようと思います。
1:ワセリンとは?
日本薬局方には
石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したもの
と書かれているらしい(byウィキペディア(Wikipedia))
基本的にはぬりぬりするべたべたする軟膏的なものですね。
2:なぜ【白色】ワセリンというの?
基本的にワセリンというと白色ワセリンを指すらしい。
精製を行う前は黄色いが、精製していくと白くなる。
精製した物を指して【白色ワセリン】というらしい。
そして、薬剤師目線で見ていくとそのさらに上を行くのが【プロペト】
コレは眼科用と記載があるので、白色ワセリンより不純物が取り除かれています。
より精製したものの方がいいのかどうかはよく分かりません!
(低刺激になってるというが、白色ワセリンで十分ともいわれてます。)
3:使用用途はなに?
【軟膏基剤】もしくは、【皮膚保護剤】として用います。
塗り薬の成分を見ると大体のものに【ワセリン】の記載があると思います。
ワセリンでアレルギーがある人はほとんどいないと思います。
身体に吸収されるものでもありません。
単体で使うと、皮膚の保護になります。
脂の膜で保護している感じで、乾燥を防いでくれます。
赤ちゃんが間違って少量口に入れても問題ないだろうし、使いやすいよね。
4:値段の比較をしてみた
やっぱり値段は大切。
Amazonで調べてみました。
楽天で調べても大体500gで700-800円くらい。
実は健栄製薬のワセリンでチューブタイプがあって
チューブに入って、使いやすいけど、少しお高くなります。
でも、ちょこちょこ使うにはチューブタイプのほうが使いやすいかな?
さらに上に書いたプロペトも売っていて
やっぱりプロペトは白色ワセリンより少し高い感じがあるね。
てか、健栄製薬や丸石製薬って、医者が出す薬と同じ製薬会社じゃないか。。
そして、薬価を見てみる(2018年4月のもの)と
白色ワセリンの薬価:2.15~2.34円/g
ということは、ケンエーのワセリン500gだと1170円になります。
ただ、ここから保険がきいて3割負担。
しかし、診察料やら調剤料やらが発生することをお忘れなく。。。
そう考えるとドラッグストアやネットで買った方がいいかも。
5:調べてみて思ったこと
プロペトまで売っているのは意外だった!
べたべたするのが嫌いなのであまりワセリンは好きじゃない。
でも、保湿剤としては最高のコスパだと思います!
製薬会社によって使用感が変わるかも?しれないので、少量タイプを購入して使用感を確かめるのがいいかも。
ものによっては美白成分とか混ざってるのもあるしね!
日本薬局方だからいいものってわけではないと思うんだよなー
ワセリンはコスパと使用感
コレに尽きると思います。
とりあえず今日はここまで!
参考資料