【第17回 日本薬局学会学術総会】参加記録その4
第17回、日本薬局学会に参加しているので、そこで聞いた話をメモ程度に残してみます。
今回は
『AIがワタシのそばにいる世界』をどう実現するのか
○大谷 健(日本マイクロソフト株式会社 クラウド&ソリューション事業本部/インテリジェントクラウド統括本部 業務執行役員 統括本部長)
○ウィーメックス株式会社
です。
以下、話の内容。
AIは仕事を奪われるよりも仕事が楽になると考えてる人のほうが多い。
生成AIで出来ることは
仕事の壁打ち(チェックや相談)
アイディアの創出
画像作成
プログラムコードの作成
問題作成
添削/評価
インサイト抽出(ある程度のデータから改善点の抽出)
記述アシスト
情報検索
が言われてる。
昔は1つの能力に特化したAIを想定されていたが、最近の生成AIは様々な用途に使える汎用的なAIとなっている。
薬剤師の業務における生成AI利用は何があるか例を上げてみると…
調剤ミスの減少
患者データから適切なアドバイス生成
在庫管理と棚卸しを自動化
薬剤の品質判定
需要予測も発注量の自動化
顧客に合わせた商品提案
など様々。
AIの不安要素は倫理の問題、データ漏洩、間違った情報が入っている可能性がある などがある。
今、wemexが生成AIを利用した開発中ソフト
①薬歴作成ソフト
薬歴のたたき台を作成する感じ。
会話内容をSOAPにデータ化するようになる。
個別指導だと定型文で注意されるから、そこは個別指導対策にはなるだろう。
実証中なので、今後さらにブラッシュアップ予定。
②処方箋の入力補助
処方箋をスキャンしたらAI-OCRで画像処理&画像テキスト化&内容解析を行い、ハーネスに取り込まれる。
QR有り無しによらない。
独自の物体技術を利用しており、識別制度は99%
感想
早く電子処方箋になればいろいろ解決!
入力はブラインドタッチが最速なら補助不要だな…って感じ