爽健美茶の話題
ツイッターを見てたら、爽健美茶は妊婦さんに良くないとか・・・
んなわけあるかー!と思って調べてみました。
爽健美茶が妊婦に悪いといわれた原因
ツイッターの内容はハトムギが入っているから、妊婦さんには良くないとの事。
そこで、ちょっとネットの世界をのぞいてみると大きく2点が書いてありました。
①ハトムギ⇒ヨクイニン⇒いぼの薬⇒赤ちゃんをいぼと認識して流産になる可能性
②ハトムギ⇒漢方の世界では妊婦に禁忌⇒妊婦にはよくない!
という事でした。
それでは1つずつ考えてみよう。
ヨクイニンってなんだ?
ヨクイニンはハトムギの皮をむいた種だそうです。
漢方の考え方でいうと「水」の循環を助け、熱を下げる事による作用という考え方。
簡単に言うと、お肌の周りの循環を良くすることによって老廃物を流しやすい環境にするって事かな?
いぼとして認識して流産させる説について
まずはお茶(抽出物)とヨクイニン(ハトムギの種)は大きく異なってくる可能性があります。
分かりやすくいうと、
・大麦はカロリーがあり、おなかにたまる。
・大麦抽出物の麦茶はゼロカロリーでおなかの足しにはならない。
なんとなく分かるかな・・・?
ちなみにヨクイニンを漢方とすると基本抽出物だけど、濃縮されているものだから、濃度が異なります。
ハトムギが漢方の世界で禁忌説について
これはハトムギに子宮収縮作用があるからという事らしい。
コレについて調べてみましたが、理由はたぶん「麦角アルカロイド」によるもの。
麦角アルカロイドは麦に付きやすいカビ菌の一種である麦角菌が作る毒素。
この麦角アルカロイドは確かに子宮収縮作用のある物質。
それを摂取すれば子宮収縮により流産するだろう。
ただし、現代の漢方として作られるハトムギにカビは付くだろうか?
ましてや、そんなものが混入しているものを商品として販売する事があるだろうか?
そしてヨクイニンは一度皮をしっかり剝ぐため、カビは残りにくいと考える。
ましてや抽出物(非濃縮)だとごく少量。
自分なりの結論
やっぱり変なデマだったじゃないか!
妊婦は新しい命を授かっている状況なので、根拠のある事をお願いしたい。
いい事をしたと思ったら余計な事だったって感じですね。
ツイートした人は炎上して大変だったろうな。
とりあえず、今日はここまで
参考HP