なぜインフルエンザは毎年冬に流行る?
年明けからインフルエンザが猛威をふるっている地域で働いています。
お決まり処方などはなく、「タミフル」「イナビル」「リレンザ」の全てを毎日触れている状況です。
そんな忙しい合間の昼休みに
「なんでインフルエンザって毎年冬になるとあらわれるんですか?」
という質問がありました。
確かに春~夏~秋ではまず見かけないですよね。
ただ、分かってほしいのは、インフルエンザウイルスは一年中地球上のどこかには必ず存在しているからこそ、毎年流行るということ。
ウイルスは基本的に生き物の細胞の中に入らないと存在つづけることが出来ない。
つまり誰かしらインフルエンザにかかってる!!
ちなみにインフルエンザは鳥や豚などの動物も感染するので、そこから広がることもあるのです。
まず第一の問いとして
「インフルエンザは別に毎年冬に現れるわけではなく、患者が増えるから現れるように見えるだけ。インフルエンザウイルスは一年中どこかに潜んでいる。」
ということ。
実際、前にいた地域では一年中インフルエンザの患者さんがいました。
最初は「何でこのくそ暑い時期にインフル!?」と思っていました。
ではなぜ冬に流行するのか?ということですね。
インフルエンザの感染経路は
【飛沫感染】【接触感染】【飛沫核感染】
の3つだといわれてます。
ここで問題なのは飛沫感染と飛沫核感染
そして冬のように気温が下がり、空気の中の水分量が少なくなっていくと飛沫はより遠くに飛ぶようになっていく。
するとインフルエンザがいろんな人に伝わって流行していく!!
そんなわけだと私は解釈してます。
よって第二の問いとして
「冬になるとインフルエンザウイルスが拡散しやすい状況になるので、人から人へ伝播しやい状況になるから、流行しやすくなる。」
と言うこと。
後は冬だと寒いから人が集まることもおおいし、換気などの頻度が減るので、流行しやすいのかなって思ってます(寒いと一人でいるより誰かとあいたくなりません?笑)
次は検査関係のこととか、ワクチンとかとか色々書いてみたいと思ってるけど、いつになることやら~
とりあえず今日はここまで!
参考資料