漢方薬の番号について
ツムラの漢方薬を見ると、真ん中にでかでかと番号が振ってありますよね。
規則性があるのかなと思って調べてみました。
疑問①ツムラの 漢方薬に番号が振られている理由は?
特に理由は無いようです。
認識がしやすいように番号が振られているだけのようでした。
後は処方せんで、漢方薬を出す場合、番号で書くと早く書ける!っていう理由でしょうか。
たとえば
『ツムラ当帰四逆加呉茱萸生姜湯』(←ツムラの漢方で一番長い名前)
を記入するのと
『ツムラ38番』(←上記薬品の番号が38番となります)
だとどっちが楽か?
番号のほうが楽ですよね?
有名な『葛根湯』でも書くのめんどくさいですし。
ツムラの営業的戦略もあったのかも知れないですね
疑問②ツムラの番号に規則性はあるの?
コレに関しても調べた結果、特に理由は無いようでした。
おおむね承認された順番で書かれているようです。
ちなみに番号は内服が1~138番まであり、外用薬で501番があります。
ただし、内服の
「4」「13」「42」「44」「49」「94」「129」「130」「131」「132」
は欠番のようです。
縁起が悪い数字は避けて使っているようですね。
疑問③漢方メーカーが色々あるけど、番号は共通してるの?
実は医療用漢方薬のメーカーは
「ツムラ」「クラシエ」「コタロー」「三和生薬」「本草」「JPS」「東洋」
など思いつくだけでも上記のようにあります。
昔はメーカーごとに番号と漢方が異なっていたみたいですが、徐々にツムラにあわせているとのことでした。
ちなみに、ツムラの【医療用】と【一般用】の番号は共通してました!
ただ、医療用と一般用は量が少し違うようです。
服用回数も医療用は1日3回が基本なのに対して、
一般用は1日2回が基本のようでした。
ツムラ以外の一般用の漢方で【満量処方】って書いてあるのは大体医療用と同じみたいだけど、詳細まで当たれず・・・
とりあえず、今回はここまで!
以下参考資料です。