エクセルにおける【削除】と【クリア】の違い
最近、エクセルをカタカタやって、データ処理にいそしんでおります。
初心者の自分はほぼネットでやりたいことを探しながら数式を当てはめているようなものです。
そんな初心者ながらの発見を紹介します。
【削除】と【書式のクリア】は違う!
『書いてある部分をまっさらにするだけだし、一緒でしょ?』
って思っていました。
でもデータ処理をしていると使用方法がまったく異なることが分かりました。
例①
【sheet1】に書いてあるデータを【sheet2】に反映させている場合
【sheet1】に書いてあるものを参照しているという状況です。
その状況で【sheet1】を・・・
・【削除】の場合
sheet2では【エラー表示】が出てきます。
・【書式のクリア】の場合
sheet2では【0】が出てきます。
例②
【sheet1】に書いてあるデータから
【sheet2】においてVLOOKUPなどで抽出したい場合。
【sheet2】に書いてあるVLOOKUP式の【範囲】が【sheet1】にあるとします。
上記の状態でsheet1を
・【削除】の場合
【sheet2】に書いてあるVLOOKUP式の答えは【エラー表示】になります。
・【書式のクリア】の場合
【sheet2】に書いてあるVLOOKUP式の答えは【0】になります。
初心者ならではの発見でしたが、意外な落とし穴でした。
一部削除だと、参照値がずれたりとめんどくさいことになります。
私はほぼ【削除】しか使っていなかったので、エラーがたくさん出て嫌気が差してました・・・
【削除】と【書式のクリア】は上手く使っていこう!
とりあえず今回はここまで!